フラメンコ教室 アリサフラメンカ

生徒さんの声 中村さん

子育てとフラメンコ

今から3年前、一人息子が幼稚園に入園し「やっと自分の時間が出来る!」と、かねてから通いたかった近所のジムに通いだしました。入会してから何ヶ月か経とうとしたとき・・<フラメンコ生徒募集>というポスターが私の目に入ってきたのです。
 ひもをといてみれば、高校生の頃「ジプシーキングス」の音楽に出会い友達とライブに行き、体に感動の電気が走り、いつかは絶対にスペインギターを弾くんだ!!そう決めた時からフラメンコと私の<縁の糸>はつながっていたのかもしれません・・。
 その間には、<学校・就職・結婚・出産・・>と人生のイベントが続き・・いつかは習いに行くぞ! そう思いつつもなかなか行動に移せなかったのです。
 「ちょっとだけでも見学に・・」ギターを習いたいだけしか考えていなかった私はフラメンコの音楽が聴いてみたくて、アリサ先生の教室を覗いたのです。

 え???すごい・・・私には無理だ・・今までヒールのある靴などたまにしかはかない上、いままでに見た事もないステップ。

 圧倒されっぱなしでした。
先生は帰るときに「もし、ギターをやりたいのなら踊りのカウントが分かっていれば役に立つし、演奏する時に入りやすいのよ♪」そうおっしゃってくれた一言で「決定!フラメンコを習ってみよう!!」

心の中で鐘が鳴っていました。

 実際、こどもの幼稚園のお迎えがギリギリだという事があったのですが、アリサ先生のパワーとフラメンコの魅力に引き込まれ、ギリギリの時間までレッスンし、終わると猛ダッシュで帰宅。息子が幼稚園の時はこんな感じでした。1分でも早く帰ってしまうのがとても惜しかったのです。

 今まで勉強も何も中途半端で、頑張ってこれた事がないこの私がこんなにも夢中になれるものがあったなんて・・。正直自分が一番驚いてます。

 実際に家庭を持ち、出産し、子育てに入ってしまうと女性はなかなか自分の大切にしていきたい時期を、優先させることは難しい事だと思います。

 私も本音、最初の頃は先々のことを考えてしまい、いつかきっと途中で辞めなくてはならないんだろうと考えていました。

 けれど先生とお話する会話の中で「前向き」になれる言葉をいただいたり、同じ教室の先輩方に子育ての話を教えていただいたり・・

 本当にいろいろな事を、踊りだけでなく学ばせていただいてます!

 <案ずるより生むが易し>本当にこの言葉に尽きると思います。

 何ごともやってみなくては分からない。やってみてもし、駄目な事にぶつかったらその時に何か良い方法を考えればいい。

 いま自分はこう考えています。きっとここまで大好きなフラメンコを頑張ってこれたのも先生の前向きなアドヴァイスがあったからこそだと思います。

 何度か教室で踊っている私の姿を見たり、発表会で他のお教室の生徒さん、アリサ先生の踊っている姿を見てから、まったく踊りと云うものに無縁だった主人も息子も今ではすっかりフラメンコのとりこです。

 これからも家族には無理のない範囲で協力してもらい、家庭とのバランスをみながら精一杯頑張っていきたいと思います。

 案ずるより生むが易し!!!

石田 アリサ より

今回登場して頂いた理由は、子育てと家事をしながらフラメンコを続けている、そんな生き生きとしたあすかさんを紹介したかったからなのです。
学校がお休みに入ると元気に坊やがやってきてクラスを和ませてくれています。まるで付き添いのようで頼もしいですよ。
子供は子供なりに母親の大切な時間であるということを分かっているのだと思います。将来は親子でフラメンコなんてこともあるかもしれませんね。
ステキな夢に向けて少しずつ積み重ねて行ってくださいね。